〔031〕一 山 (1,064m)
2017年06月05日
兵庫100山に戻る

兵庫県宍粟市一宮町


    標高差:227m
累積標高差:413m
兵庫100山』  朝の晴天は曇り空になってしまったが、見通しの良さには変わりなかった。
Road Map :県道6号線がR429と合流する場所に河原田公民館があり、その横から村道で阿舎利集落に向かう。
Route Map:阿舎利集落から林道を走り、阿舎利山への分岐にある広い駐車場に車を停め、林道を歩く。
一山
  チェックは必要だが、これで兵庫100山の3巡目が終了したと思う。
兵庫100山の完登とか3巡目とかに何の価値もないが、1巡目は狙って完登したが、2巡目、3巡目はちょこちょこ登っている内に、そうなってしまっただけである。
  次に一山に来ることがあれば、二ッ橋登山口から登ってみたいと考えているが、それまでに山歩きを止めているかも知れない。
一山を簡単に登ろうとすると、阿舎利集落から直下の駐車場まで地道の林道を走れば30分程で登れるのだが、林道走行は落石が多く、タイヤのパンクが心配される。
前回は南側のR429、高野峠から登ったが、登山口はR429沿いであり悪路を走ることはなかった。今回は阿舎利集落からの林道を走ることにするが、少しでも悪路走行を減らしたいので手前の阿舎利山分岐にある大きな駐車場に車を停めて山頂直下の駐車場まで林道を歩くことにした。
ひとつやま
往復:1時間40分(林道往復、山頂での休憩時間8分を含む)
登り:48分
(林道歩き16分を含む)
下り:44分(林道歩き16分を含む)
林道を歩くことにしたのは、この林道の荒れ様が判らなかったから
であり、落石はあるものの、今の所、車で問題無く走れそうだ。
阿舎利集落からの悪路の林道を走ると、阿舎利山と一山の林道分岐に
広い駐車場? があったので、登山口の駐車場までは行かず、ここに
車を停めることにした。 この広い駐車所の隅には登山口の表示が倒れ
ていた。 午前中の快晴からすっかり曇ってしまった。
11時21分に歩き始める。
道脇にはこの季節定番の ”タニウツギ”が沢山咲いていた。
小さな崖崩れはあったが、ここも問題少し有りで通れそうだった。
駐車場には道標が立っていて、この時点では ”二ッ橋”がどこのこと
か判らなかったが、帰宅後に調べてみると阿舎利集落の地区名だった。
もし、次に一山に来ることがあれば二ッ橋の登山口から登ってみたい
と思う。
林道歩き16分にて登山口の駐車場に着く。 車でここまで来ている
形跡は見られなかったので、林道を歩いて正解だったのかな〜と思う。
しばし、支尾根の登山道を進む。
登山口からの崩れたプラ階段を登る。 '04年02月に
一山
に訪れた時には、ここの深い積雪で敗退している。
スギの植林帯に入って行くと、伐採された木が多くなり、その伐採木が登山道を塞ぐ様に倒されていた。 ハイカーを嫌う作業員がワザと登山道を塞いだ感じに思える。(個人的な感想です)
広葉樹林帯の広く歩き易い道となる。 雰囲気は良かった。
登山道は樹林帯の中からトラ刈りのススキ原に出る。
伐採木が登山道を塞ぐのは1ヶ所では無く、5ヶ所程あった。
迂回すれば通れるのであるが、嫌な気持ちとなる。
チェーンソーで登山道を開けてくれるのが常識と思うが・・・
ススキ原に出ると大展望が開けるが、午前中の快晴から曇空になってしまったのが寂しい。
遠くに”氷ノ山”が見えているが、遠景過ぎる。
ススキの枯れ枝で登山道は見えなくなっているが、
この辺りはどこでも歩けた。
山頂標識が見えて来た。
48分にて、登山口から32分にて ”一山”(1,064m)に着く。
山頂からは360°の大展望であり、鳥瞰写真も健在であった。
鳥瞰写真は褪せてしまい、詳細が判り難い。
興味の湧かない展望だが、写真を鳥瞰写真に合せてみた。 合っているかどうか?
氷ノ山が基準なら判り易い。
右側遠くに氷ノ山。
山頂には涼しい風が吹き抜けて気持ち良く、この展望を見ながらまったりと休憩してしまった。
違う道で下山したかったが、、又、道間違いしてしまいそうなのでピストンすることにしたが、又、伐採木帯を通り抜ける必要があった。
山頂で8分程休憩して下山を始めると、眼下に駐車場が見えて、自車もはっきりと見えた。あそこから歩いて来たんだ。
尾根道を下る。
伐採帯を抜け雰囲気の良い所に戻る。
林道を分岐点の駐車場へ戻る。
下山28分にて登山口駐車場に戻る。 '04年02月に残雪で敗退
したのは、この急斜面でデブリが出来ていたのだろう。
下山44分にて駐車場に戻る。流石は平日、駐車場は終始独占だった。
時期的にはまだ良い感じで咲いていた。
阿舎利集落を車で走っている時に阿舎利川に ”クリンソウ”が
沢山咲いているのが見えたので車を降りて写真を撮ってみる。
阿舎利の名水で顔を洗おうと思っていたが、水は涸れていた。